T-falの電気圧力鍋は『クックフォーミー』が有名ですが、実は『ラクラ・クッカー』という商品も販売されています。何が違うのか、そしてどちらがいいのかを紹介させていただきます。
※比較は、最新機種ラクラ・クッカープラスでしております。
クックフォーミーとラクラ・クッカーの違い
細かい違いは沢山ありますが、大きな違いは下記3点です
・低温調理、発酵・ベイク機能の有無
・内蔵レシピの量
・容量(サイズ)

容量
クックフォーミーは3Lと6Lの2種類ありますが、ラクラクッカーは3Lのみです。3〜4人族や作り置きを作りたい場合は3Lでは少し小さいです。
低温調理、発酵の有無
ラクラクッカーでは、発酵・ベイク・低温調理が可能ですがクックフォーミーはできません。
内蔵レシピの有無
クックフォローミーの最新版は内蔵レシピが250ありますが、ラクラ・クッカープラスは4種類のみ(カレー、角煮、黒豆、なべ)です。
【ラクラ・クッカーのレシピ4種類】

結局どちらがおススメなのか

両機種にそれぞれ長所・短所がありますが
人間と一緒で、見方によって短所は長所になり得るので
自分に合った方を選ぶことが重要だと思います^^
(例)長所:大容量
短所:大きい為置き場所を選ぶ
ラクラ・クッカーをおすすめ
・料理が得意(内蔵レシピいらない)
・パンを焼きたい
・低温調理したい
・設置場所が狭い
クックフォーミーをおすすめ
・料理が苦手
・圧力調理鍋での料理が初めてで不安
・大家族
・作り置きをしたい
では、2機種を比較したときの、細かい違いを下記にて解説します!
ラクラクッカーが優位な点
取っ手が無くてコンパクト
容量はクックフォーミーミニ(3L)と同じですが、取手がない分コンパクトで、置き場所に困りません。また、シンクで洗いやすいこともメリットです。
(取手がないと熱々の料理を流し込んで器に入れられないのでデメリットにもなりますが…)

蓋が取れる
クックフォーミーはふたが炊飯器のように開く『プッシュ式』ですが、ラクラクッカーは蓋が取れる『スライド式』です。
ふたが取れることで、開けた時の高さを考える必要がなあため、置き場の選択肢が広がります。(電気圧力鍋の蓋は結構重い為、取るのが大変というデメリットもあります。)
cream16さん
素晴らしい 。
買ってからしばらく後にプラスが出て、機能が増えたので買い替えたいくらい。
3人家族に丁度よい量で、操作も簡単。レシピサイトも充実してます。求める機能的にはパーフェクト。
価格コム『ラクラ・クッカー CY3501JP レビュー・評価 cream16さん』
改善点をあげるとしたら、蓋が炊飯器みたいなタイプだと、
置くところに困らない。なかなか蓋が重いので。
手入れが楽
手入れする部品がクックフォーミーより少ないです。(蒸し台と炊飯用カップは使用しなければ洗わなくて大丈夫です)。また取っ手部分がないのでシンクで洗いやすいです。

https://www.youtube.com/watch?v=xeHjI-p3be4&t=0s
発酵・ベイク・低温調理がある
発酵・ベイク・低温調理はクックフォーミーには無い機能です。(その他の、圧力・炊飯・無水・蒸し・煮る・炒める・再加熱・保温はクックフォーミーでも対応)
低温調理
60℃〜90℃の低温で温度を一定に保ち調理するので、肉汁を閉じ込め、柔らかくジューシーな仕上がりになります。最大で22時間調理ができるので、じっくり時間を活用した、ローストビーフやサラダチキン等、本格的な料理ができます。

発酵
パンの発酵や、ヨーグルト作りもできます。『腸活』という言葉ができてから、自家製ヨーグルトが流行り、ヨーグルトメーカーも販売されていますが、ラクラ・クッカーがあれば発酵調理可能です。

ベイク
発効後のパン生地に、具材を混ぜたり、成形して鍋に入れれば、簡単にパンやケーキが作れます。
オーブンよりも低温で焼く為、『ふんわり・モチモチ』食感のパンやケーキが焼きあがります。焼き目が欲しい場合は、少しトースターやオーブンでリベイクするとよいです。
クラッカーでパンを焼いているyoutube動画もありますが、美味しそうでした。

https://youtu.be/N3Zg6aCowWE
クックフォーミーが優位な点
つづいては、ラクラ・クッカーと比較した時の、クックフォーミーのメリット・デメリットです
内蔵レシピが豊富(最新機種は250レシピ)
豊富な内蔵レシピがあり、液晶パネルで案内してくれるので、レシピ本を開くことなく調理ができます。これはラクラ・クッカーには無い機能で、他社の電気圧力鍋にもなかなか無いです。
料理が苦手な人やレパートリーを増やしたい人にとって嬉しい機能です。
蓋が炊飯器のように開く
重い蓋を開ける必要が無いため安全・安心です。
(高さがでるので、置き場を選ぶデメリットではあります…)

取っ手が付いている
意外と見落としがちですが、熱々の料理を器に盛る・移し替えるのに便利です。ラクラ・クッカーには取っ手がありませんし、他社の電気圧力鍋でも取っ手がないことが多いですが、鍋の底にある具材を流し出すのに鍋を持ち上げてできるのでとても便利です。

大容量
クックフォーミーは6Lという超大型で6人前を一気に調理可能ですす。3~4人以上の家族や、作り置きをしたい家庭には嬉しい大きさです(一方で大きい為置き場所は選びます。
よろしければ、『クックフォーミーの置き場所』という記事がありますので、ご参考にしていただければと思います。)
自動で減圧
クックフォーミーは圧力調理が終わると、自動で減圧します。ラクラクッカーは調理終了後『蒸気排出ボタン』を押す必要があります。(自動減圧もあるが、時間がかかる)

ちなみに、クックフォーミー、ラクラクッカーともに減圧スピードは他社より圧倒的に速いです。クックフォーミーだと、大体2分くらいで長くても5分くらいです。
他社の電気圧力鍋を使ったことがありますが、大体20分くらい、長いと50分かかりました…。
まとめ
使う人の、ライフスタイルによって、お勧めする機種が変わるため、基本的には下記3点を確認して、決めるとよいです。
・何人分作りたいか
→4人以上・作り置きを沢山作りたい場合はクックフォーミー
・低温調理、発酵、ベイク機能が必要か
→必要なら、ラクラ・クッカー
・内蔵レシピは必要なのか
→必要なら、クックフォーミー
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